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  • 会長挨拶

日本青年国際交流機構

会長 高下 正晴

みなさん、こんにちは。
日本青年国際交流機構(IYEO)会長の高下正晴(こうげまさはる)です。 IYEOは、1959年から始まった内閣府が行う青年国際交流事業のOBOGが中心になって作った団体で、現在約14,000人の会員がいます。 各都道府県には支部があり、それぞれ各地域で様々な団体と連携し、地域の国際化、多文化共生、青少年育成など、地方創生に繋がる活動を行なっています。

私自身は、広島県から1991年の世界青年の船事業に参加し、海外の同世代の青年と約2か月間寝食を共にしました。海外の青年と徹底的に議論することで、自分が日本人であるということを実感しましたし、日本のことを知らないということも痛感しました。特に、私は広島からの参加だったので、原爆の被害からの復興について多くの質問を受けました。小学校のころからいわゆる「平和教育」を受けていたので分かった気になっていたのですが、全く満足に答えられなかったことがとてもショックでした。
帰国してからは、事業に参加した後の「事後活動」として広島県IYEOに所属し、広島のことについて勉強し、地元の伝統芸能である花田植えの保存会にも加入しました。そして仲間たちと一緒に、広島を訪れる外国人に日本の文化や広島の復興の歩みを伝えたり、地域の小学校に自分たちの事業での経験を伝えたりという活動を続けています。

内閣府青年国際交流事業は、18歳から30歳(地域コアリーダープログラムは23歳から40歳)までの青年が参加できる事業です。社会の入口に立つ青年が、世界を知り、日本を知る経験をすることは、その先の考え方のベースを作ることになりますし、その時にできる友人は一生の友になります。 私は大学4年生のときに参加し、30年近く社会人を経験していますが、未だにこれを超える成果を得られた「研修」はありません。社会に出る前にこの事業を経験するのも良いですが、ある程度社会人経験を積んで参加すると、その後の仕事は深みを増すものになると思います。

他の内閣府事業を経験したメンバーも、気付きを得たポイントはそれぞれ違えども、事業で得た経験を地域に還元したいという想いは共通しています。 47都道府県のIYEOが、メンバーのネットワークや、それぞれの得意な分野を活かしながら特徴的な活動を行なっています。活動の多様さや、全国どこへ行っても自分の想いを実現することができるところがIYEOの強みだと思っています。 もちろん、内閣府事業の経験者以外も一緒に活動しています。IYEOの活動に興味を持つ人やIYEOにいるメンバーに興味を持つ人が、また人を呼ぶ形で、さまざまなキャリアを持つ人にも加わっていただいています。こういったことによって会の活動はより広がりますし、彩りも鮮やかになります。他の団体と連携をすることによっても、同じように幅広い活動ができるようになります。
「一緒に面白いことやろうぜ!」の気持ちを持ちながら、活動を通じて、地域に貢献していきたいと考えています。

IYEOは、内閣府事業が開始された60年前に参加した80代から、今年事業に参加した18歳までの幅広い年齢層の、さまざまな経歴を持った会員が、全国各地で活動しているという、ユニークな団体です。 多くの方と繋がり、互いに刺激をし合いながら、楽しく、地域の国際化、青少年の育成に関わっていきたいと考えております。どうぞよろしくお願いします。

平成31年(2019年)1月