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第3回SWY塾 ~『特定技能』は人材不足の日本の救世主となり得るか~

2019年8月12日(月祝)に第3回SWY塾を開催しました!

今回は、NPO法人MP研究会所属の伴場森一さん(SWY29)による講演「『特定技能』は人材不足の日本の救世主となり得るか」を実施しました。第1回で行った出入国管理および難民認定法(※以下、入管法)についてのセミナーの続編という形で行いました。

講演後には、留学生で現在就職活動中の外国人ゲストの方や、入管法の実情に詳しい当事者の方々を交えて、質問やディスカッションなどのインタラクティブな意見交換を行いました。(モデレーター 桑葉 智江SWY29)

当日は総勢23名の方にご参加いただき、アンケートからも満足度86%との回答を得ることができました。頂いたフィードバックを今後の会運営に活かして参ります。また、会終了後の懇親会でも、おいしいご飯を食べながら様々なトピックで盛り上がり、参加者同士の交流が深まりました。

以下、当日の様子を簡単にレポートさせていただきますのでぜひご一読くださいませ。


アイスブレーキング(自己紹介)

当日は内閣府国際交流事業「世界青年の船」(Ship for World Youth)既参加青年を中心にその友人等、総勢23名、

年齢も20代前半から50代と幅広い年齢層の方にご参加いただきました。学生や多様な業界出身の社会人の方、また今回ご後援いただいたMP研究会からご参加いただいた有識者の方などが集まり、SWYの枠を越えた人脈形成の場となりました。

参加頂いた方はFacebookグループでその後も繋がり、イベント後も情報交換等積極的にしていただいています。(こちらに入りたい!という方も大歓迎ですのでお声がけください。)

講演

講演では、NPO法人MP研究会所属の伴場森一さん(SWY29)より、外国人の人材紹介業務をされている現場体験談等を交えながら、

・在留資格「技能実習」「特定技能」「技術・人文知識・国際業務」のそれぞれの特徴
・その中で2019年4月に「特定技能」資格が制定された背景と意義
・日本の労働市場が外国人労働者をどう受け入れていくべきかという示唆

についてお話しいただきました。

外国人ゲストへの質疑応答・ディスカッション

また後半には、留学生で就職活動中のベトナム人ゲストの方による質疑応答を行いました。日本の在留外国人の中で最も前年増加率が高いのが、実はベトナム人なのですが、そんな中で、

・ゲストの方ご自身が、留学先に日本を選ばれたきっかけ
・ベトナム人は外国で働くことをどのように考えているのか
・今後日本で働こうとしている中で感じている不安
・就職活動や、日本人との関わり合いの中で直面している困難

等の経験談をお話しいただき、当事者の方は日本で暮らすこと・働くことをどのように捉えているのかを知ることができました。

その後はグループ毎にディスカッションを行いました。内容としては、参加者のみなさんが講演のトピックで気になった点を共有したり、「特定技能」制度など入管法について意見を交換したりする姿が見られました。また、今後の外国人労働者の受入数を大幅増加させた今回の政策(2019年4月の入管法改正)を受けて、受け入れ側として「職場に新しく入ってきた外国人を定着させるには、どうすれば良いか」というテーマで議論を行いました。

参加者みなさんの職場での実体験や反省の共有、外国人の立場としてどのような環境で働きたいかという希望など、それぞれのグループで多様な意見交換がなされ、新たな発見や、自身の意見を再確認する場にしていただくことができました。

全体を通して、参加者からは「当事者(外国人のゲスト)の話を聞けたことで、より現実感を持って考えることができた」「社会人の方の職場環境について実体験を聞けて興味深かった」などの感想が寄せられました。

懇親会

SWY塾ではセミナー終了後に講師も交えて懇親会を実施しており、前回に引き続き10名以上参加いただきました。懇親会では、おいしいご飯を食べながら、趣味や仕事などのカジュアルな話題で盛り上がるはもちろん、今回のSWY塾の感想やフィードバック、今後のSWY塾の運営・講演テーマについても、ざっくばらんに話し合われ、楽しく有意義な時間となりました。

まだまだ運営上至らぬ点もございますが、参加者の方の率直なフィードバックを元に改善を重ねつつ、第4回以降も随時開催してまいりますので、ご参加いただけること(参加者としても実行委員としても講演者としても☆)心待ちにしております!

第3回SWY塾を終えて

第3回の開催となったSWY塾では、過去最多23人の方々にご参加いただきました。また、今回は、ゲストの多様性にも特徴がありました。講師としてご参加いただいた外国人材紹介の現場で働く伴場さんに加え、当事者として日本で暮らし、就職活動を行っている外国人の方から生の声を聞くことができ、参加者にとって、本テーマを自分事として考える良いきっかけになったのではと思います。

このような場での出会いや体験を通して、参加者自身の今後の活動や関心の発展に繋がっていくことを期待しています。またセミナーやディスカッションだけではない新しい形の企画も考えていきたいと思っています!

SWY塾とは

SWY塾は、内閣府国際交流事業「世界青年の船」(Ship for World Youth)既参加者が有志で企画・運営しています。目的としては、日本の社会・政治問題について関心を持ち、自身の意見を述べることのできる人を増やす(ひいては英語で外国の人と対等に議論できる力を醸成する)ことです。政治参加意識を持ち、それを高め、自身で調べたり意見をアウトプットする機会の提供を行ってまいります。またそのような議論を共にできる仲間を作ることができる空間を提供してまいります。

講師プロフィール: 伴場森一氏(SWY29)

 

外国にルーツを持つ。学生時代よりよさこいとソーラン節を続けており、大学院在学時に参加したSWYではよさこいソーラン節リーダーとして活動した。大学院卒業後、アフリカ・中東に強みを持つ中堅商社に入社し、西アフリカ・中央アフリカ諸国等との輸出入業務に関わる。現在はNPO法人MP研究会にて、外国籍の方の就職相談や企業への紹介を行っている。また、ボランティアとして外国にルーツのある子供達に学習支援している。

モデレータープロフィール: 桑葉智江(SWY29)

外国にルーツを持つ子どもの教育環境に関心を持ち、学部論文のテーマとして研究。また技能実習生等の外国人材紹介会社でアルバイトを経験。大学卒業後、現在はIT関連会社に勤務し、本トピックにはあまり関われていなかったが、SWY塾(第1回)への参加を機に、日本における外国人を取り巻く問題について改めて問題意識を持ち、今後の継続的な関わり方を模索中!

SWY塾主催者
第26回世界青年の船参加 石川綾佳


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