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【第1回SWY塾開催レポート】

第26回世界青年の船参加 石川綾佳 

去る2018年12月16日(日)に第1回SWY塾を開催いたしました!

SWY塾とは、世界青年の船参加者(SWYer)やその友人等、身近な社会・政治問題について他の人の意見を聞いてみたい!少しずつ勉強したい!気軽に話せる場がほしい!という方を対象に、ディスカッションや専門家へのインタビュー、現地視察等を行うイベントです。 今回は第1回として、昨年末国会でも話題となった「入管法」の議論について、セミナー兼ディスカッションを行いました。

当日は総勢14名の方にご参加いただき(当日出席率100%)、86%と高い満足度を得ることができました。

以下、ご興味の有る方向けに当日の様子を簡単にレポートさせていただきますのでぜひご一読くださいませ。

■アイスブレーキング(自己紹介):

当日は内閣府国際交流事業「世界青年の船」(Ship for World Youth)既参加青年を中心にその友人等、総勢14名、年齢も20代から50代と幅広い年齢層の方にご参加いただきました。学生や会社員の方(コンサルティング会社やIT系、テレビ・メディア系に至るまで幅広い業界出身)、またこれから世界青年の船に乗船するメンバーも参加!

参加頂いた方はFacebookグループでその後も繋がり、イベント後も情報交換等積極的にしていただいています(こちらに入りたい!という方も大歓迎ですのでお声がけください。)

■導入セミナー/入管法とは:

ディスカッションを始める前に、入管法に関する議論について論点をまとめたセミナーを実施しました。

出入国管理・難民認定法(入管難民法)は、少子高齢化(生産年齢人口の減少)による人手不足や社会保障財政の逼迫を背景として、昨年末わずか38時間の審議時間にて改正が決定。問題として、新たに創設される在留資格「特定技能1号・2号」に関する法案の根幹部分が未定であったことや、人権問題などの多い技能実習生制度の総括が無いまま性急な採決(2019年4月施行)となったこと等、他議論となっていたポイントとともに参考までにご説明させていただきました。

■ディスカッション①~「入管法」関連で想っていることなんでも語ろう~:

以下、参加者グループにてディスカッションしていただいた後、全体にシェアしていただいた意見の一部抜粋を記載させていただきます。

  • どう共生をしていくのか?:地域社会でどう孤立を防ぐのか。外国人への理解をどう[日本社会は深めていくべきだろう。
  • 性急すぎる政策決定では?:語学や文化、待遇に関すること等たくさん課題があるにも関わらず、詳細は未定部分が大半。時期尚早なのでは?
  • 働く現場の環境は?:企業はどう外国人を受け入れていくのか?政府は企業任せにしてしまうのではないか?受け入れ体制の整備・働く現場の意識を変えるのは企業自身になるだろう。
  • 労働力不足は今すぐ着手すべき課題だ:喫緊な社会課題。だからこそ手を打たなければいけなかったと思う。
  • 世界からみた日本は?:欧米諸国では移民排斥の動きが活発になっているが、日本の政策は世界からみてどううつるだろうか?

■ディスカッション②~少子高齢化時代において、日本の介護業界の労働力として外国人が増えるとどうなる?(①想定される状況や課題 ②政府が打つべき施策 について考えてみよう)~:

  • 異文化理解に対する教育が必要になるだろう。(被介護者、介護従事者ともに。)
  • どれだけ日本の介護業界を魅力づけできるかが重要になるのでは。間口を広げても来なかったら意味がない。まずは労働・雇用環境(待遇)の改善をしなければならないのでは?
  • 何十年後に、介護業界の人手不足が解消された際には逆に受け入れた人材が余ってしまうことが考えられる。その場合彼らの行く末・立場は?
  • 同一賃金をどう実現できるか。
  • 日本語でのコミュニケーションをとっていけるのか。介護現場では命を扱うため、コミュニケーションが円滑になるようどのような支援や政策が考えられるだろうか。
  • 日本にどうやって定着してもらうのか?結局帰国してしまったら技能実習制度と同じではないか。
  • 外国人に対する差別をなくす法律がつくれないか。

上記のような議論を交わしていただきました!

上記は一部参考までとなりますが、各グループのワークの中では日本の民主主義に対する疑問・不安等含め本当に幅広い、様々な意見の共有の場となりました!

まだまだ運営上至らぬ点もございますが、第2回以降も随時開催してまいりますので、ご参加いただけること(参加者としても実行委員としても☆)心待ちにしております!

※補足:
SWY塾は、内閣府国際交流事業「世界青年の船」(Ship for World Youth)既参加者が有志で企画・運営しています。目的としては、日本の社会・政治問題について関心を持ち、自身の意見を述べることのできる人を増やす(ひいては英語で外国の人と対等に議論できる力を醸成する)ことです。政治参加意識を持ち、それを高め、自身で調べたり意見をアウトプットする機会の提供を行ってまいります。

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