先輩のインタビュー:福田りよさん(世界青年の船)

事業応募時の年齢 : 18歳(大学生) 

事業に応募した動機は何ですか?

私が応募した1番のきっかけは、異文化に触れる事が好きだったので、事業を知り「面白そう!」と直感で思ったことでした。様々な国から集まった外国人青年と共同生活して、船の上で生活して、しかも海外に研修に行けるなんて、楽しいに違いない!と、直感でした。「内閣府」と事業名に付いていて最初は少し怖気付いていましたが、過去に参加した同じ大学の先輩がキラキラしていた事や、当時若干18歳の私は「何でもやってみたい精神」が強かったので、迷わず応募しました。

事業に参加してどんな事を感じましたか?

毎日毎日「初めて」との出会いでした。海外青年と出会い、こんなに自由に自分を表現していいんだ、と実感したり、宗教のことを考えながら接したり、うまく伝わらないな、ともがいたり、色々な国柄が混ざりに混ざった体験したことのないようなパーティーをしたり…笑。色んな国の人が事業として集まっているからこそ、楽しさや葛藤を一度に味わえた、本当に特殊で貴重な1ヶ月になったと思います。 また、海外青年だけではなく、同じ日本人の参加青年も、様々なバックグラウンドを持った尊敬できる先輩がたくさんいました。みんなで「いいものを作ろう」「充実した時間にしよう」「(一人一人が)自分の壁を壊そう」と真剣に取り組み、色んな思いや葛藤が凝縮された、本当に濃い、素敵な時間でした。

事業での経験はあなたの人生にどのように影響していますか?

大きく分けて、2つの方面で人生が変わったと思っています。 1つ目は、世界を身近に感じるようになったことです。日本にも世界にも、色んな人がいる。自分がやりたいようにやってみればいいんだ、と思えるようになりました。大学一年生の時にこれを気づけたのはラッキーだったと思います。 2つ目は、ダメな自分を乗り越えられるようになったことです。事業参加中は、とにかく毎日を乗り越えるのに必死でした。私は根本的に団体行動が苦手だったことや、所属する各グループからの課題が大変で、何度も逃げ出したくなりました。実際に与えられたことを満足にこなせず、迷惑をかけることもありました。そして、数年経って大人になり、やっとSWYの時に迷惑をかけていた周りの参加青年の気持ちに気づきました。そして、自分に負けそうになった時も、「あの時のように周りに迷惑をかけてはいけない」と、自分を戒めることができるようになりました。当時は必死でしたが、今となっては自分にとって大切な経験になったと思います。

応募を考えている方へのメッセージ

少しでも参加を迷っているなら、本当に自分の世界が広がるので、ぜひ参加してみてください!体験するだけでなく、一緒に参加する人達とも、一生の絆ができると思います。人生に1度しかない、かけがえのない旅に出航する世界船に、是非参加してみてください!

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