駐日オマーン国大使館で勉強会を開催しました

2023年9月9日、駐日オマーン国大使館にて、2023年11月にオマーン国で開催されるSWYAA国際大会「Global Assembly」(※)参加者および日本青年国際交流機構(IYEO)会員に向けた勉強会を開催し、45人が参加しました。オマーン国は、「世界青年の船」事業にはこれまで12回招へいされており、船がオマーン国に寄港した回もあるため、そのことを懐かしみながら参加したIYEO会員も多くいました。

まず、モハメッド・サイード・ハリファ・アル・ブサイディ駐日オマーン国特命全権大使より、オマーンの地政学的な特徴、歴史や文化、日本との古くからの友好関係、近代国家オマーンの建設と現在の活発な経済活動、そして歴史と自然に育まれた魅力ある観光資源などについて、お話しいただきました。

大使のユーモアを交えたわかりやすいプレゼンテーションに、参加者は熱心に聴き入り、時おり感心や驚きの声も上がりました。

大使のレクチャーに続く質疑応答では多くの手が挙がり、オマーンの教育機会や、伝統と経済発展の折り合いなどについて、大使から丁寧な回答がありました。

また、休憩時間には、大使のご厚意により、オマーンコーヒーやデーツをご用意いただき、参加者はオマーンのおもてなしに触れることができました。

事後アンケートでは、参加者から「砂漠しかないイメージだったオマーンに、雪まで降る地域があるとは大発見でした」「オマーンの王族に日本人が居ることを知って驚いた」「伝統的な印象のあったオマーンが、教育や経済発展、サステナビリティにも力を入れていることが新たな発見だった」といった感想が寄せられました。

勉強会開催にご協力いただきましたブサイディ大使ならびにオマーン大使館のみなさま、日本オマーン協会の大森様、そしてご参加いただいたみなさま、誠にありがとうございました。

勉強会には、SWYAA国際連盟および日本青年国際交流機構とオマーン国大使館との関係構築のきっかけをいただいた一般社団法人日本オマーン協会の大森敬治理事長、また、内閣府より中田昌和​​国際調整官、谷淳弘事務官にもご参加いただきました。

ブサイディ大使のレクチャーは、ジョークも交えながらの和やかな雰囲気で行われました。質疑応答では、参加者は大使に直接英語で質問をしました。

ブサイディ大使のご厚意でご用意いただいたお茶菓子を楽しむ参加者たち。参加者同士の交流も深まり、心温まるコーヒーブレイクとなりました。
 

※Global Assembly (グローバル・アッセンブリー):正式名称 SWYAA国際大会。通称 GA。「世界青年の船」事業の事後活動組織が活発な国で、年に1回実施。地域もしくは世界規模で、社会貢献活動を推進すること、またその方策を協議するため、「事後活動協議会」を同時開催。各国の事後活動の状況を集約し、「世界青年の船」事業の成果を総括している。

《参考記事》
【モハメッド・サイード・ハリファ・アル・ブサイディ駐日オマーン国特命全権大使と面会いたしました 】https://www.iyeo.or.jp/swy1/2023/08/04/9318/

 

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