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SSEAYP Career Talk & Discussion: 国連で働くSSEAYP既参加青年とのパネルディスカッション&参加者同士のネットワーキング

9/12(日)にSSEAYP(東南アジア青年の船)既参加者青年の有志メンバーで企画したキャリアイベントをオンラインで開催しました。言語は英語で行われ、当日は日本と東南アジアの全ての国から参加者が集まりました!

<イベント企画の背景>

全ての始まりは、令和2年度「東南アジア青年の船」未来会議の日本・ASEAN青年交流における「東南アジア青年の船」事業の在り方検討会議でした。私たちはこの会議で、東南アジア青年の船事業は国を跨いだ事後活動が少なく、ネットワークを十分に活かしきれていないことに着目しました。文化交流とは違う観点で、キャリアの面から繋がりを作るべく、LinkedIn(ビジネスキャリアに特化したSNS)でのグループ立ち上げと、それを盛り上げるためのキャリアイベントを今回オンラインで企画しました。

実行委員会のメンバーは、在り方検討会議参加者を中心に、同期の既参加青年にも声を掛けて、日本、インドネシア、フィリピン、マレーシア、ベトナムの既参加青年が集いました。対面で話したことも無い中で、コロナ禍の環境でもオンラインを駆使し、事前準備から広報、当日の運営まで全て行いました。

 

<イベントの内容>

前半では、国連で働くSSEAYP既参加青年3名をゲストに迎え、国連で働くまでのキャリアパスや、仕事のやりがい、サバイバルスキル、将来のキャリアビジョンなどをパネルディスカッション形式で伺いました。ゲストの皆さんはとてもフレンドリーで、時には笑いも起こりました。最後は、時間が許す限り参加者からの質問にも熱く答えていただきました。実際に国連で働く人の生の声に触れ、将来の選択肢としてよりクリアに国連でのキャリアをイメージできたという参加者もいました。

後半では、参加者同士でグループに分かれ、パネルディスカッションで得た学びの共有や、国際機関で働くことの意義、コロナ禍でキャリアを築くために必要なスキルなどについて、話し合いました。参加者は国を越えて集まっているので、そこでも新たな発見があり、参加者からは「もっとグループディスカッションしたかった~!」という意見があったほど、盛り上がったディスカッションでした。最後はグループごとにプレゼンテーションを行うことで全体の場で学びを共有し、このイベントは幕を閉じました。

イベントの様子は、こちらのLinkedInページからご覧ください!(ぜひ「いいね!」もお願いします!)

https://www.linkedin.com/posts/sseayp_sseayp-japan-asean-activity-6843892352227119104-uu6o

 

イベントを企画してみて、既参加青年を起点としたキャリア面でのネットワーク構築や、知識や経験を共有する場を通して国境を越えた交流を更に促進できる可能性にも気付く事ができました。運営に関しても、直接会ったことがなくても、しっかりしたチームを作れば、国を越えたイベントまで辿り着ける事例を作れてよかったです。

コロナ禍でステイホームが続き、海外との接点が持てずにもやもやした気持ちを持たれている方も多いのではと思います。私もその一人でした。でも、オンラインを駆使すれば画面越しではありますが、今まで以上に世界中の人と交流することは可能なのだと改めて実感しました。

私たちはこれからも、内閣府の国際交流事業を通じて得られた繋がりを大切にしながら、事後活動として国を越えたキャリアイベントを企画予定です。この記事を通じて、「こんなイベントがあるんだ!」「ぜひ次は参加してみたい!」と思っていただけたら嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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