「世界青年の船」事業の同窓会「SWY Connect! 2022」を開催しました!

実行委員長、手塚美咲さん(SWY Online参加)インタビュー
2022年10月29日(土)に、「世界青年の船」事業の既参加青年を対象とした同窓会を実施しました。
数年ぶりの対面での開催に、SWY4(1991年度)~今年度事業(ハイブリッド)の参加青年まで、約150名の幅広い代の方々に参加頂き、盛況のうちに終える事が出来ました。
同窓会の実行委員長を務めた手塚美咲さんにインタビューし、同窓会に込めた想いを熱く語ってもらいました。


─── まずは、無事に同窓会が終了したという事で、終わってみての感想を教えてください。

まず、お忙しい中ご参加いただいたみなさん、そしてここまで共に同窓会をつくりあげてきた実行委員の仲間たち、相談に乗っていただいた方々に対して感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。ご参加いただいた方々からは、「代を超えた縦のつながりができた」「一人ではできないと思っていたことも実現できそうな気がした」「同窓会を通して、新たにチャレンジしたいことが見えた」などの感想をいただき、当初掲げた「つながりをつくる・深める」という目的は概ね達成できたのではと考えています。反省点や改善すべき点もありますが、振り返り・整理をした上で、次年度の実行委員メンバーへ引き継ぎ、よりブラッシュアップされた「SWY Connect!」に期待したいと思います!



─── 今回の同窓会に込めた想いについて聞かせてください。

「SWY Connect!」というタイトルの通り、今回の同窓会は「つながりをつくる・深める」ことが目的でした。懐かしい再会はもちろんのこと、世代を超えてつながりをつくり、深め、そこから人生の新たなヒントが得られたり、コラボレーションが生まれる場になるとよいなと思っていました。例えば何かに悩んだり困ったりした時に、「〇〇に詳しい人がいたなぁ」と思い出して、つながれる。そんな状態をつくるためには、誰が何をしていて、どんな興味をもっているかを、ざっくりとでも知っておくことが必要で、それさえわかっていれば、何かあった時につながれると考えました。幅広いバックグラウンドを持ったSWYerが、世代を超えてつながり合うことは、これからの時代を生きる上で、強力なバックボーンになり得ると思います。



─── 今年の8月に実行委員会が発足し、同窓会の企画が始まりましたが、実行委員をやろうと思った理由は何でしょうか。

私が参加した「SWY Online」では、青年との交流はすべてオンラインでした。その後、今年5月に対面合宿を実施したのですが、数日を共に過ごす中で一人ひとりをより深く知ることができ、画面上ではわからないこともたくさんあると実感しました。「SWY Online」においても、みんなでアイデアを出し合い、つながるきっかけを創出してきましたが、さらに幅を広げて、リアルでさまざまな世代の参加青年・既参加青年がつながり合ったときに何が起こるんだろうと興味を持ち、実行委員に応募しました。


─── 当日はどのようなプログラムを行なったのですか。

全体構成として、前半はアクティビティ&ワークショップ、後半は懇親会を行いました。
まずアクティビティ&ワークショップのパートについてですが、最初にアイスブレイクとして、参加年次が異なるメンバーでグループをつくり、グループ対抗のSWYクイズ大会を行いました。例えば「SWYのプログラム期間が最長だった時は何日間でしょうか?」といった問題がありました。みなさん、お分かりになりますか?答えは80日間なのですが、当日もだいぶ回答が割れていました!

次に、「ハッシュタグ自己紹介」と題して、自分自身に3つのハッシュタグをつけていただき、グループ内で共有した後、グループで1つのハッシュタグをつくっていただくというワークを行いました。限られた時間の中でグループで1つのハッシュタグをつくるためには、お互いに自己開示する必要があり、そのことが相手を深く知るきっかけになります。ワークショップで作成されたハッシュタグは、会場内に掲示して、興味がある方とつながるきっかけとなるよう工夫しました。 

その後、興味関心やこれからやってみたいことを紙に書いていただき、マッチする人を探しまわって話をする「ConnectTalk!」というアクティビティを行いました。みなさんの想いや夢に触れることができて、純粋にワクワクする時間になりました。つながり合い、今後に向けた一歩を踏み出すきっかけになったのではと思います。

前半の最後に、今後つながり続けるために何ができるか、また、来年度の同窓会はどんな場になったらよいかをみんなで一緒に考えました。限られた誰かがSWYのコミュニティについて考えるのではなくて、みんなが当事者であって、それぞれの強みや個性が発揮されることで、もっといい場やコミュニティをつくっていけると考えています。代が違う既参加青年で、SWYの広報をやっている人がいるのですが、この同窓会をきっかけに広報活動に力を入れたいと言ってくれて嬉しかったですし、来年度の実行委員の応募者も現時点で10名以上いて驚いています!

懇親会パートは、一言で言うとSWYらしい自由な空間でした(笑)。最初に、くじ引きで当たった方に乾杯の挨拶をお願いしました。みんな当たるかどうかドキドキしていたようです。その後、くじ引きでグループになった方と話をしてもらったあとに自由に歓談する時間とし、懐かしい仲間やプログラムでつながった人たちと交流していただきました。その中でも、急遽参加していた外国既参加青年のサルサダンス講座が開講したり、本気のじゃんけん大会があったりと、盛り上がりました。

また、参加者が自由にアナウンスできる時間を設けたのですが、宇宙について語り合ったり天体観測をしたりする「宇宙部」へのお誘いや、キャリアに関するワークショップを実施されている方からのアナウンス、さらには、今年度の参加青年から協賛のお願いまで!ここには書ききれないのですが、同窓会に”参加すること”にとどまらず、参加者のみなさんからも発信があり、インタラクティブな場になりました。


─── 同窓会後のつながりはいかがでしょうか。

今回、同窓会後のつながりを広げ、深めるためにLINEグループを作成しました。LINEのノート機能を活用して各々が自由に自己紹介をしたり、イベントのシェアをしたりと、同窓会後もつながるためのプラットフォームとなっています。同窓会後のつながりを広げ、深めるために何ができるか、アイデアをたくさんいただいたので、引き続きみなさんと共に考えながら、つながるためのきっかけづくりをしていきたいです。


─── これから事業に参加する方々へメッセージをお願いします。

今回の同窓会のように、事業後も関わりは続いていきます。もし参加を迷っている方がいたら、ぜひ一歩踏み出してみてください! 未来の「SWY Connect!」でお会いできるのを楽しみにしています。

<プロフィール>
手塚美咲(てづか みさき)
令和3年度に行われた「SWY Online」に参加。
組織人事コンサルタント、研修プログラム開発者、ファシリテーターとして活動する他、兼業では相模原市子ども子育て会議委員として子育て施策への提言を行なっている。 2児の母。

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