「九州縦断 魅力発信リレー」~一緒に九州の産業を盛り上げよう!~

初めまして!小野 友愛(おの ともみ)と申します。
私は令和元年度国際社会青年育成事業のフィリピン・ベトナム派遣団に参加しました。現在は福岡県IYEOの一員として活動しています。
今回は、8月1日(日)に実施したオンラインイベント「九州縦断魅力発信リレー」についてご紹介します。


【イベント企画の経緯】
昨今、新型コロナウイルスの感染が拡大している中、対面でイベントを実施することが難しい状況です。そこで「旅行で行けなくても九州の魅力を知ってもらいたい!コロナ禍で困っている事業者の支援に繋げたい!」という想いから、福岡県IYEO・熊本県IYEO・宮崎県IYEO・沖縄県IYEO・IYEO運営委員会のメンバーが合同で企画運営を行いました。

【イベント当日の概要】
一言で「九州の魅力」と言っても、当日は各県違った角度からテーマを設定し、途中景品が当たるクイズも交えながら魅力を紹介したところ、とても盛り上がりました。また、オンラインでも九州の現地の方と話せる場やフリートークの会を設けるなど、双方向に交流を楽しめる工夫を行いました。

※当日の各県のコンテンツ
・福岡県:福岡から発信!魅力3本立てツアー

当事者が語る博多祇園山笠の魅力、八女の伝統工芸品、博多に残る唯一の造り酒屋の紹介

 

・熊本県:community based home~四方良しな復興のカタチ

葦水郡芦北町で2020年九州豪雨災害後に芽生えた気づきや課題、伸びしろから、人やコミュニティが育つ生態系になりうる場を作ろうと、被災した古民家が小規模多機能施設に生まれ変わったお話

 

・宮崎県:神話の故郷から中継!伝統を受け継ぐ次世代のホープに直撃!

自然豊かな日之影町の特産品の紹介(こんにゃく唐揚げ、わら細工、竹細工)と、こんにゃく唐揚げを作る製造者の方のお話

 

・沖縄県:観光と環境から考える沖縄のSDGs

沖縄の海岸でビーチクリーンを続ける小学6年生の少年のお話、ホテルで観光産業に携わる方からコロナ禍でも安心して楽しんでもらうための対策や観光業として行っているSDGsの取り組みの紹介

【イベント実施後の感想】
「九州に住んでいるとはいえ、他県のことで知らないことが沢山あった。よくメディアで取り上げられるようなものではなく、コアな情報を知ることが出来て良かった。」や「コロナで大変な中、若手のメンバーが工夫をこらし、地域の魅力発信のため頑張っておられる様子に元気をもらった。」「コロナ禍が落ち着いたら九州へ遊びに行きたい。」など、参加者から前向きな感想を多く頂きました。一方、企画運営側でも「発信内容の絞り込みをする中で、自分の出身県でも知らないことが沢山あった。」等、新たな気づきを得ることができました。

【今後の展望】
私自身、このイベントが内閣府事業後に経験した初めての事後活動であり、企画するのも初めてでした。当初計画は思い通りに進まず、イベント前日の夜まで調整は続き不安でしたが(笑)、なんとか無事に終えたこと、参加者から温かい感想やメッセージを頂けたことで達成感を感じました。このイベントの経験を活かし、今回採用されなかった企画案を、今後は福岡県IYEOやそれ以外のIYEO事後活動で実行したいと思います。

関連記事一覧