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地域からはじまる、次の挑戦

全国8ブロック・47都道府県に設置されたIYEO(青年国際交流機構)は、地域に根ざした国際交流活動を展開するネットワーク型の組織です。内閣府主催の国際交流事業に連動し、各都道府県庁と連携して地方プログラムの受け入れや実行委員会の運営を行うほか、参加青年のサポート、地域での報告会なども企画・実施しています。また、ホームステイや地域との国際交流プログラムなど、長年の経験を活かした独自の取組を行う都道府県IYEOも多数存在し、海外で得た視野や経験を地域に還元する活動は、IYEOの大きな特長の一つとなっています。

ACTIVITY1

地方プログラムの企画実施

各都道府県IYEOは、外国青年と地域の若者との交流を軸に、地方プログラムを各地で実施しています。全国ネットワークの強みを活かし、ディスカッションや課題別視察、文化体験などを通じて、地域ならではの特色を発信。相互理解や多様性への気づきを育む貴重な機会となり、参加者は国際的な視野と地域への関心を深めながら、持続可能な社会を担う次世代の力を育んでいます。

ACTIVITY2

全国大会/ブロックイベントの企画実施

全国大会やブロックイベントでは、内閣府事業の既参加青年や国際交流の実践者が一堂に会し、学びを次のステージへと昇華させる場となっています。多様な仲間との出会いや対話を通じて、新たな視点や気づきが生まれ、地域と世界をつなぐ若者の可能性を広げています。ここでの出会いが、未来を切り拓くアクションへとつながっています。

ACTIVITY3

各都道府県IYEOによる
総会・壮行会・報告会等の開催

各都道府県のIYEOでは、総会・壮行会・報告会などを定期的に開催し、国際交流事業を支える地域ネットワークの形成を推進しています。参加経験を持つ青年たちの学びや気づきは地域社会に還元され、次世代の育成や国際理解の促進に寄与しています。また、会員同士の交流を通じて、互いの成長を促す場にもなっています。

ACTIVITY4

各都道府県IYEOの独自の取組

各都道府県IYEOは、地域の未来を切り拓く国際交流の最前線でもあります。たとえば、山形県では「Being part of Yamagata from all over the world」を掲げ、英語ボランティアガイドツアーなどを通じて多文化共生を推進。高知県では「グローカルリーダー育成フォーラム」を通じて、SDGsや異文化理解を実践的に学ぶ機会を提供しています。こうした活動が新たな視点や協働を呼び込み、地域の持続的な成長と飛躍を支えています。